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2008年12月 |
我孫子市九条の会 第3回総会開催 |
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我孫子市九条の条の会は10月18日(土)午後1時30分から我孫子市南近隣センターホール(けやきプラザ 9階)で第3回総会を開催しました。 |
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全国9条の会は、11月24日の第3回全国交流集会を行い、第2回から493増えて7,294となり、新たな段階となりました。我孫子市九条の会も会員を飛躍的に増やして、結成宣言の立場「私たちはさらに我孫子全市民に、九条を中心とした日本国憲法を守り、発展させるための自主的創意的な活動をすすめ、引き続き『我孫子市九条の会』への賛同の輪を広げ、全国のうねりに呼応することを宣言します」を積極的に進めていきましょう。 |
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第3回総会の記念講演「自民党 新憲法草案を斬る!」を聴いて・・・ |
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記念講演は、「自民党の新憲法草案を斬る!−軍隊の登場と国民生活・人権のゆくえ」と題して弁護士の木村庸五さんが話されました。 2005年10月自民党が発表した「新憲法草案」は「わが国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする自衛軍を保持する」と明記しています。 |
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国の安全保障を「正義と秩序を基調とする国際平和」に求めている現憲法に対し、自民党憲法草案が安全保障を軍事力に求めることに変換しようとしていることについて、先生は国民の基本的人権を大元から破壊すると指摘されました。 軍隊の保有を禁じている現憲法下でも、有事法制により財産権や労務提供など様々な人権制限規程があるのに、憲法によって軍事力による安全保障策が容認されると、基本的人権は罰則付きで大幅に制限されることが容易に考えられる事。自民党憲法草案は、人権制約原理としての「公共の福祉」に代えて「公益及び公の秩序」を導入し、有事の安全保障や緊急時の危機管理、治安の強化など「全体の利益」を優先し、基本的人権の制約をはかろうとしている。 国民の知る権利や表現の自由より軍事機密の保持が優先されるので、この点でも人権が大幅に制限されことになるだろう。 また、自衛軍への国民動員のために教育が変容される。自衛軍の兵士には、「自衛」のため敵を躊躇なく殺傷することが求められる。自衛軍に兵員の安定的供給を確保するためには、子どもたちが自らすすんで自衛軍に志願する体制が必要で、その仕掛けの一部が2006年の教育基本法の改悪として出来上がっていると指摘されました。 さらに軍事優先、軍事費優先のため社会保障費の更なる削減や地方自治圧迫の懸念も。 また、自民党の憲法草案作りの過程で自衛官の現役幹部が深く関わっていたことも指摘されました。 講演後の会場からの質問でも公務員の憲法遵守義務に違反するとの指摘がありました。 9条を変えて自衛隊を自衛軍にすることは、9条に止まらず、憲法の人権条項全般の変更に繋がってしまう。国のありようも社会生活も根底からくつがえり、個人生活ががんじがらめになってしまう、とんでもない社会になってしまうことを改めて考えさせられました。 久しぶりに憲法問題でまとまった話を聴くことができました。大いに栄養とさせていただきます。 (N・M) |
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多様性と創意に学ぶ・・・・・・・・・・・・・・ |
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「九条の会 第三回 全国交流集会」参加報告 | |
第3回全国交流集会に参加した。我孫子からは岩井氏以下4名だった。 九条の会が発足して4年、この1年で新しく493の会ができ、全国で7,294組織に到達したと小森事務局長の報告があった。 私の参加した目的は @4年が経過し、運動と組織の現状は A新しい変化と発展の方向性は何か…我孫子の会が学ぶことは何かを知ることだった。 全国の会は新しい「よびかけ」を出した。この提案が今後の方向を示すものとされ、それぞれの会が受けとめ、具体化されることになる。 |
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「九条の会」からのよびかけ |
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○一人ひとりの創意や地域の持ち味を大切にした取り組みで、憲法を生かす過半数の世論を。 ○継続的・計画的に学習し、条文改悪も解釈による憲法破壊も許さない力を地域や職場に。 ○思い切り対話の輪を広げ、ひきつづき小学校区単位の「会」の結成に意欲的取り組みを。交流・協力のためのネットワークを。 2008年11月24日 |
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全国交流会は、よびかけ人4氏(大江、奥平、鶴見、澤地)の発言、今回特別講演としてNGO「日本国際ボランティアセンター」の代表理事 谷山博史さんからアフガンの現状とそこから日本は何を学ぶべきかが報告された。 自・公麻生政権がゆらいでいる、一方でクーデターとも言える、田母神事件に表れたように憲法改悪への策動と体制づくりは決して弱まってはいない。九条の会はその重みを増している。 (N・T) |
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●会報の原稿を募集しています● | |
★会員の皆さん、市民の皆さん、投稿をお待ちしています。時評、提言、体験談、読書・映画・観劇評、 詩歌、書評などなど、種別もテーマも自由です。ただし、護憲、平和、人権を守る気持ちを伝える 心意気を表現する原稿を期待しています。 ★原稿は400字から1200字以内。なお、原稿はお返ししませんので、コピーをしてください。写真やイラストが必要な場合は添付してください(コピーしてお返しします)。なお、原稿には連絡先を忘れずに明記を。 ★Eメール、ホームページからの投稿、郵送、短文はファックスも可。手書き原稿も大歓迎。 ☆会報は読者の方々みんなで作る交流の場です。原稿は、遠慮なく各地域の運営委委員に渡すか、お送りください。 |
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あの頃の思いに寄せて |
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秋本 とみ(2001年1月10日 77歳で逝去) | |
年とって思い出を追い懐かしむは「ボケ」の始まりとかと心淋しい気も致します。 |
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この文章は家の中を整理中見つかったものです。文面から推察するに1990年頃(とみ60歳代後半)に書かれたもののようです。白紙2枚にわたっています。まだ続きがありそうですが、現在のところ見つかっていません。漢字や文法的な誤りなどもできるだけそのままにしてあります。 (長男 A.N) | |
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2009 年2 月28 日(土)3 月1日(日) 我孫子市九条の会はDVD上映会と展示をします! 「市民活動フェアin あびこ2009」が開かれます。 市民活動フェアーは今回で8 回目の取り組みとなり、違いを超えて市民団体77 団体に、企業・ 学校・作業所・協力団体を含めると100 近い団体が集うところとなりました。(11 月末日現在) テーマは「世代をこえて♪ボランシカ」に決まりました。 各参加団体が独自に催し物や、パネル展示を行います。また団体間の連携による企画もあります。 2009 フェアーは会場が、けやきプラザ アビスタ 湖北地区公民館の3カ所に分かれて行われます。 我孫子市九条の会もフェアーに参加しており、催し物と展示の企画を策定しています。 我孫子市九条の会企画 1:パネル展示 日時 2月28日(土) 10:00〜16:00 3月1日(日) 10:00〜16:00 会場 アビスタ 第2学習室 2:催し物 ジャン・ユンカーマン監督「日本国憲法」DVD 上映会 入場無料 日時 3月1日(日) 13:30〜15:30 会場 アビスタ ミニホール 平和憲法とそれに守られている人権は、空気のようなも のである。私たちはそれらを当然なものと、ことさら考え てみることがない。現在の改憲論議は、私たちに憲法の意 味をふたたび気づかせてくれる。 ジャン・ユンカーマン 〜世代をこえて♪ ボランシカ〜 ※「ボランシカ」はボランティアと市民活動を組み合わせた、我孫子のオリジナルWord です。 |