我孫子市九条の会

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我孫子市九条の会ニュース

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                                          2009年2月
市民活動フェアin あびこ2009

 我孫子市九条の会はパネル展示とDVD上映会と展示をします!

パネル展示
日時 2月28日(土) 10:00〜16:00
    3月1日(日)  10:00〜16:00
会場 アビスタ 第2学習室              
*我孫子市九条の会の活動紹介
*イラクの子供たちの絵 (我孫子市九条の会 ほか、教育分科会共同企画)
イラクでの平和行進の際に現地の子供たちが平和を願う 絵をくれました・・・日本国際ボランティアセンター提供

DVD上映会
   ジャン・ユンカーマン監督「日本国憲法」DVD上映会 入場無料
        日時 3月1日(日)   13:30〜15:30
       会場 アビスタ ミニホール
映画 日本国憲法   あなたにはこの宝物が見えますか。
憲法は誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第九条とは。憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界の知の巨人たちが語る。

ジャン・ユンカーマン監督 (John Junkerman)
1952年、米国ミルウォーキー生まれ。
画家の丸木位里・俊夫妻を取材した『劫火-ヒロシマからの旅-』(1988年)は米国アカデミー賞記録映画部門ノミネート。9.11のテロ後にノーム・チョムスキーにインタヴューした『チョムスキー9.11』(2002年)は世界十数カ国語に翻訳され、各国で劇場公開された。他に、与那国のカジキ捕りの老漁師を描いた『老人と海』(1990年)、エミー賞受賞作「夢窓〜庭との語らい」(1992年)など。
現在も日米両国を拠点に活動を続ける。

世界的な知の巨人たちが日本国憲法について語った貴重なインタヴュー集です。
日高六郎  「"憲法改正"問題」を国内問題にしちやダメですよ.国際問題ですから」
C・ダグラス・ラミス  「押しつけ憲法だから問題なのではありません。すべてのいい憲法は、たいてい民衆が政府に押しつけたものです」
ジョン・ダワー  「すべての戦争は自衛の名の下で行われています」
ベアテ・シロタ・ゴードン  「平和がいちばん、今世界でいちばん大きい重要な問題ですから、日本がそういう指導者になれば、素晴らしいことになると思います」
チャルマーズ・ジョンソン  「武力行使の放棄を誓った第9条こそが、日本のアジア諸国に対する戦後謝罪だったのです。9条の放棄は謝罪を放棄することです」
ミシェール・キーロ  「自衛隊のイラク駐留は国際法違反だと思います]
ジョゼーフ・サマーハ  「憲法については何よりもまず日本の近隣諸国に問うべきでしょう」
申悪秀(シン・ヘス)  「軍隊と女性の人権躊躇というのは密接に結びついています」
韓洪九(ハン・ホング)  「韓国と日本の若い世代が、平和的な感受性を一緒に育てていくことが大事だと思います」
姜萬吉(カン・マンギル) 「21世紀の東アジアではなぜ東アジアの人々の力で、自分たちの平和を維持できないのだろうか。なぜ、海の向こうの軍がこちらにこなければ平和が維持されないのか」
ノーム・チョムスキー  「もし日本がアメリカの体制に加わるなら、これは20世紀への逆戻りどころか野蛮時代への逆戻りでしょう」
班忠義(バン・チュンイ)  「憲法第9条はまるで、神が私たち人類に贈ってくれた宝物のようです」

日本が世界一強力ですばらしい武器を持っていることを
知っていますか。それは憲法第9条です。
『映画 日本国憲法』をみて下さい。
世界一の武器の秘密を教えてくれます。
吉永小百合(俳優)

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輸入汚染米不正転売事件の本質
農林水産省・厚生省等の職員の日本国憲法第99条、第22条の軽視

 2008年の8月以降、カビ米(アフラトキシン)、残留農薬米(メタミドホス、アセタミプリド)を含む輸入汚染米を食品としての転売したことが大きな社会問題となった。
この問題の抜本的解決策を検討するために「事故米穀の不正規流通に関する有識者会議」が設置され、その調査報告書が2008年11月25日に発表された。有識者会議の委員は、弁護士(3名)、消費者問題の専門家(5名)からなり、産業界、農業関係者、政府関係者は含まれていない。座長は弁護士の但木敬一(元検事総長)であった。

 

調査報告書によれば、輸入汚染米が食用として流通した原因について、「農林水産省(本省)は、保管中の汚染米の有害性を認識していながら、『食の安全』を確保することよりも、安価早期処分を優先させた誤り」をおかしたとし、需要の調査不十分のまま、工業用糊用として業者に転売することを決定し、食用に流用するおそれのある者を排除する等の制限を設けず、着色するなどの横流れ防止措置を講じず、汚染米の食用への流用防止のための有効な手段を何一つ講じなかった、としている。更に、このような事態を招いた深因は、「第1に、自分の取り扱っている職務が国民の『食の安全』につながっているという自覚や責任感が欠落していた。第2に、目先の仕事をこなしていればよいという官僚主義的体質である」としている。
しかしながら、この問題の根本原因は、ミニマムアクセス米の輸入にある。ミニマムアクセス米の輸入は義務ではないのに、政府は義務だとして輸入を行い、その結果米価の世界的高騰を招き、発展途上国の人々を困難に陥れているという。今回の汚染米問題の根元となったミニマムアクセス米を早急に中止させなければならない。
また、政府職員が採用に際して行った、日本国憲法を守る(憲法第99条)という誓いと憲法第25条の軽視にあることは明らかである。これは、たんに一般職員の問題であるだけではなく、日本国憲法を軽視・無視し続けている政府・自民党の責任でもあることは明らかである。このような問題の発生をみるにつけ、日本国憲法を守り・活かす運動の重要性を痛感する今日この頃である。 (A・T)

  憲法99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
 憲法25条 すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
  国は、すべての生活面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
 
 

日比谷 年越し派遣村に行った2人の方の報告です

 【年越し派遣村に支援物資を届けに】

正月元旦の夜、ニュースが派遣村で寒さの中、テント、毛布が不足していて,国と自治体に要求したと報道された。暖かい家の中にいる自分に何か出来ることがないかと思った。
  前にキャンプで使った寝袋が4個ある。次の日の朝、寝袋を両手に持ち、田舎でもらったもち、ノリ、梅干、庭になっている金柑、など、リュックいっぱいに詰め込んで派遣村にむかった。 
  支援のひとたちが食事の支度、生活相談に親身にのっていた。入村したひとたちの多くが派遣先を解雇され、寒いなか、住むところも追い出された人たちでした。
企業も経営保身のため、人をものとしか思っていない。こんなに人に冷たい派遣法は変えて、安心して働ける法の実現に向けて私も微力ながら協力していきたい。(T・T)
【生活保護申請相談のボランティアに参加して】
 年末年始に日比谷公園で開催された「年越し派遣村」での生活保護申請相談のボランティアに参加してきました。
  生活保護申請相談窓口で、弁護士が無料で相談を引き受け、入村した路上生活者からの生活困窮具合を聞きだし上で、集団での生活保護申請に弁護士が同伴するという支援です。
  私は、その聞き取りの手伝いをしていたのですが、相談に訪れる大半の人が仕事盛りの40代前半であるのに、派遣切りで、仕事を失い、寮から追い出され、半月後には路上生活をせざるを得ないという相談者でした。 中にはホームレスを長年やっていた人もいました。
  この相談を通して、まず明らかになったのは、貧困ビジネスが生活保護にも及んでいるということです。
  生活保護申請を代行する悪質業者が社会福祉事務所と結託し、生活困窮者を代行業者に紹介し、代行業者は住まいを提供する代わりに、家賃という名目で多額の金銭を生活保護受給者から巻き上げるというシステムが蔓延している実態を多くの相談者から聞くことができました。 
  また、前から批判があった生活保護申請に対しての窓口での追い返しである水際作戦があたりまえのように行われていていました。 生活保護法上、利用し得る資産、能力を活用してもなお、「生活に困窮する者」であれば生活保護を受けられるはずなのですが、住民票がないからダメだと追い返されてしまう申請者が多いのですが、弁護士同伴で生活保護申請に行き230名の申請が受理されたことは報道でご存じのことと思います。
   派遣村に訪れる入村者の中には20代の若者も少なくありません。 雇用が失われ、暮らしまでもが破壊される、私達は雇用問題を改善していかなければならないと年初めに強く感じました。 (Y.H)
 

澤地久枝さんの発言・・・・・・ 「田母神問題」に触れて

田母神という人は航空幕僚長という非常に高い地位にありながら、いかがわしい団体の募集に応じて「日本が侵略国家というのは濡れ衣」と書いて問題になった。そしてこの論文の審査委員長は私とまるで立場の違う渡部昇一さんです。それだけではなく、自分の部下を大勢応募させたし、自衛隊の中で非常にゆがんだ歴史観を教えていることが明らかになりました。講師の中には、櫻井よしこさんなど、私たちが平和国家として生きようと言えば反対の方向から攻撃をかけてくる人もいます。そういう教育の中で、自衛隊が戦争のできる集団になろうとしている。
この幕僚長をなぜ首相は懲戒免職にしないのか。しかし、私たちが変われば世の中は変わる。そして私たちは、9条を守る運動を広げてきました。
最近地方などに行って感じることは、大学生、中高生、小学生からもっと小さなお子さんまでみえている。全国の九条の会に参加した人数は確実に増えたし、質的にも広がってきた。いま考えたいのは、自分たちがどう生きていくかというだけではなく、次の世代、その次の世代にどういう社会を残すかということ。参加者が重層的になってきたこと、これはやたらなことでは崩されないし、崩させてもなりません。さしあたっては、経済不況でくらしの問題が迫っています。
9条と25条を一つのものとして立ち向かっていく時だと思います。
(九条の会メルマガ 全国交流集会ニュースから)

 

九条の会第3回第3回全国交流集会報告集より     
全国のうねりに呼応して

 我孫子市九条の会は、2006年4月22日に、170人を越える各分野の人達が熱い思いを込めて参加し、発足させました。今年10月28日には第三回総会と記念講演「自民党 新憲法草案を斬る!」(講師=木村庸五さん・弁護士)を行いました。
  総会では、会員を飛躍的に増やして、私達の結成宣言の立場「私たちはさらに我孫子全市市民に、九条を中心とした日本国憲法を守り、発展させるための自主的創意的な活動をすすめ、引き続き「我孫子市九条の会」への賛同の輪を広げ、全国のうねりに呼応することを宣言します」を積極的に進めていくことを確認しました。
  現在会員は305人、賛同者63人(9月1日現在)です。この一年間では、地域別学習・交流を重視し、教訓も生まれています。会報は18号まで発行。5月4日〜6日に行われた「九条世界会議」にも我孫子から多数参加しました。今、私たちは、"九条を守る一点"でという論議を深めています。                   千葉我孫子市九条の会  岩井 康

 

新運営委員からのメッセージ

N・Mさん
「我孫子市九条の会」の運営委員にさせていただいたことで、我孫子 の地域の方々と親しくなれたらと期待しております。
今、とても心を痛めていることは、「自衛隊のソマリア派遣」です。
海外へ自衛隊を出すということは、イラク、アフガニスタンに続いて、 戦争のできる国づくりを着々と進めていることになると思うのです。
田母神氏(憲法九九条により憲法を尊重し擁護する義務を負う公務員) が明らかに憲法違反をしながらも大手を振って堂々と多額の退職金を 受取る日本だから、今、「九条の会」の役割が大きくなっていると思い ます。
I・Mさん
私が生まれた時は、日本国憲法が出来十数年が経っていました。平和であることは当たり前で、憲法に守られているという発想さえなく、年を重ねてきました。国民のほぼ半数が、「我が家は中流階級である」と言っていたのは何年前ぐらいでしょうか。その後、日本はルール無き資本主義がどんどん加速し、貧困格差は拡大し、弱い立場の人の枠をどんどん大きくし、力ある人が生き残るためにいとも簡単にばっさりと切り捨てる、そんな社会になってしまいました。なんでもアメリカのまねをして、本当に国民一人ひとりのいのちを大切にする国の責任はどうしてしまったのでしょうか。
  憲法9条は、いのちを大切にするもっとも基本的な憲法だと思います。「戦争をしない」「武力の行使を認めない」「戦力をもたない」世界に誇れる憲法です。
  2008年5月幕張メッセで行われた「9条世界会議」に参加しました。世界中の心ある人が、9条を自国にも!!と叫んでいました。こんなすばらしい9条は、必ず守っていかなければならないと。
  我が子も含む、世界中の子どもたちの未来のために9条は引き継いでいかなければなりません。ここで絶やすことは出来ないのです。今を生きる大人として。9条を未来につなげて行く一人でありたいと今回「我孫子市9条の会」の運営委員になりました。あまり力はありませんが、9条を活かす一人でありたいです。
 
●会報の原稿を募集しています●
★会員の皆さん、市民の皆さん、投稿をお待ちしています。時評、提言、体験談、読書・映画・観劇評、詩歌、書評などなど、種別もテーマも自由です。ただし、護憲、平和、人権、生活を守る気持ちを伝える原稿を期待しています。
★原稿は400字から1200字以内。なお、原稿はお返ししませんので、コピーをしてください。写真やイラストが必要な場合は添付してください(コピーしてお返しします)。なお、原稿には連絡先を忘れずに明記を。
★Eメール、ホームページからの投稿、郵送、短文はファックスも可。手書き原稿も大歓迎。
☆会報は読者の方々みんなで作る交流の場です。原稿は、遠慮なく各地域の運営委委員に渡すか、お送りください。
 

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