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我孫子市九条の会ニュース

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                                          2010年4月
今年も「我孫子市市民活動フェア」に参加しました!
 
◆3月6・7日、アビスタで行われた我孫子市市民活動フェアに参加しました。昨年は、展示と映画の上映をしましたが、今年は、展示と紙芝居上演をしました。展示は「我孫子市九条の会、1年間の活動報告」、「平和を考えるとき、米軍基地・沖縄を考えよう」の2枚を掲示しました。展示物も沖縄の問題がタイムリーということもあり、若者も真剣に読んでくれました。
9条パンフレットや入会案内も持ち帰る人が予想以上にいたこと、ひとり入会して下さったことなどが今年の成果です。

紙芝居は「白旗をかかげて」―沖縄戦で孤児になった子供たちの悲しみを被害者の立場から見る―、「スボクさんの決心― 従軍「慰安婦」にされた朝鮮の少女の話を加害者の立場から見る―を1回ずつ 2日間上演しました。
  教育分科会に参加している団体は九つ、アビスタの第2学習室を中心に活動のアピールをしました。平和ネットの「日韓併合百年」の写真展に対する新聞報道の影響もあってか、昨年以上のたくさんの来場がありました。
  紙芝居は両日とも 30人くらいの参加があり、小学生が最後まで見てくれたこと、特に「学校で習わなかった」と真剣に見てくれたことが印象に残りました。

平和を語る部屋が市民活動フェアの中にあることは我孫子の素晴らしいところだと思います。これからも発信続けることの大切さを改めて思いました。(N・M)
★来場者の中でお一人の入会者がありました!
 

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訂正とお詫び

 我孫子市九条の会会報 第26号 1月発行の記事について「わたしが今思うこと」 S・Yさんの署名記事につきましては、全文他人の書いた、九条の会会報の記事とは関係のない文章でした。メール送信の手違いによりこのような重大なミスが発生し、見落とされたことをお詫びいたします。
 地域によって署名記事の署名者名を訂正し配布した地域もありましたが、配布を中止した地域もありました。会報第27号(4月号)で改めて、S・Yさんの記事を載せます。この記事は湖北台地域九条の会で昨年実施しました講演会に参加したときの感想です。

「平和教育」  鳥塚先生の講義をきいて

 
鳥塚先生の日本史の授業の中で、特に15年戦争について一学期に23時間かけたことです。布佐高校の生徒さん達がこの学習を通して多くの考察を重ね、平和を守り続ける礎えを自らの手で頑張っているという。教育現場の見事な報告の資料を見せて頂きました。生徒さん達の学習態度の様子をつぶさに聞き、大変感動しました。将来若者達に平和を守り続けてもらわなければなりません。心強く思いました。

 私は昭和八年(1933年)生まれです。15年戦争が既に始まっていたでしょうし、戦時、戦後の苦難の中で幼少期を過ごしました。にもかかわらず今回の資料を読みながら知らないことが多く唖然としました。おそらくまだまだ知らないことが沢山あると思いました。

 この学習は、戦争を公平に色々な面から見る学習でした。民衆一般に戦争への加担の責任がありや否やという面から、ディベートのよる肯定の立場、否定の立場のグループでそれぞれの理論を重ね、討論し合って結論をきちんと構成しているのです。私は感心して読みました。

 戦争に民衆(兵士や国防婦人会など)の多くがそれぞれの立場でこぞって加担したという事実を列挙し、責任があるとの肯定論、国民は、勝つために一億総出で戦地の兵士も、銃後を守るためとみんなが協力した、そのような世の流れを批判できなかったのは無知だったからという結論。また責任はないという立場では、長年にわたり、国民全体が洗脳されてしまったのだという見方です。国粋主義が蔓延し、ファシズムの台頭のより洗脳され続けた、ものを言いたいと心ある人達でさえ迫害や虐殺を恐れて黙し従わざるを得なかったので民衆達には責任はあり得ないという否定論でした。

 生徒さん達はこの学習の過程において、尚不明なこと、更に確かめたい事柄などを積極的に次々に調べたことが、他の教科の学習態度のも波及したのは、当然の成り行きで成績向上につながったと聞きました。素晴らしいことです。教育のあり方、教師の指導力のたまのもだと思いました。また、この学習を通し、物事には両面があり、色々な事実に対応する時もこのように色々な面からの考慮こそ必要であり、一方的な結論は危険であることなど、貴重な世の中の基本にまで学ぶことが出来たのではないでしょうか。

 私自身もこの講義を拝聴し、目から鱗のような思いでした。色々なことを学ばせていただきありがとうございました。(S・Y)

 『改憲手続法』廃止の運動を起こそう!!
 
 5月18日、『改憲手続法』(2007年5月公布)が「施行期日」を迎えます。衆参両院に設置された憲法審査会が憲法改定で発議し、国民投票を実施し、国民の過半数の賛成があれば憲法は変えられる。これらの手続きに関する法律が5月18日施行されます。

 自公政権が強行「成立」させたものの・・・・「作業は進まず」2007年に公布された同法が施行までの3年間に要求された「作業」がありましたが、何一つ手がつけられずにきました。

1 衆参両院の「憲法審査会」が、規則の制定も審査委員の選定も行われず、始動されないまま3年が経ちました。「政権交代」の結果、この先のメドもありません。
自民党・公明党中心となった新憲法制定議員同盟は3月25日に定例会を開き、改憲論議の再起動を唱えましたが「憲法審査会」起動の動きはありません。

2 憲法改定の国民投票は、18才以上の日本国民が有権者です。このため、3年間に民法と公選法の「改定」が行われる予定でしたが、論議さえ始まっていません。
  法律が施行されても、その実体はすべてこれからのまま、実体はゼロの状態です。

3 最大の問題点は改憲の最低投票率制定、つまり国民の過半数の賛成(憲法96条)を得て始めて改正することができることの実際のあり方、たとえば投票率が50%でも過半数の賛成投票で国民の過半数賛成と言えるのかどうかを検討し、決定することが「検討」するとされています。

4 憲法改正の国民投票をどのように行うか、その運動のあり方、期間等や公務員等の活動の自由を保障する「法制上の措置」(付則11条)も未定のままです。
  法律公布に際して予定された3年間にやるべきことが一切やれないで来た法律です。法律そのものの制定に問題(自公の強制採決)があった以上、この法律は廃止されるべきではないでしょうか。そのために9条の会は取り組むべきではないでしょうか。

 憲法第99条
「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この
憲法を尊重し擁護する義務を負う。」

日本国憲法を守り、活かす運動こそ正義であり、道理ある運動です。
国民側から憲法を変えようという声が上がって来なかったのに、政党主導での改憲運動に道理も展望もありません。

                       2010年3月20日  N・T

 
九の日宣伝大行動 みんな集まろう!!

憲法記念日の月、5月の九の日行動を我孫子駅南北で大きな行動として取り組みます。

会員の皆様の多数の参加をお願いいたします。

   5月9日()  15:00〜16:00

   我孫子駅南口集合

傍聴記

    我孫子市議会の良識に安堵

 我孫子市議会2010年3月議会に提出された請願・陳情については、最終日の3月23日に議案と合わせて全体討論が行われました。

 私は、討論が進む中で耳を疑いました。それは、日本軍「慰安婦」問題の早期解決をはかるよう、日本政府への意見書を提出することを求める請願について、若い議員が反対討論を行ったからです。

 反対意見の要旨は@当時の歴史的背景として娼婦、売春、女衒などは国が認めるといった時代であり、現代の尺度で測るのはおかしい。A日本軍による強制連行は無かった。でっち上げだ。B慰安婦問題は既に解決済みであり、今さら持ち出すのはおかしい。などです。こんな馬鹿な話を議場で言い切ることにも驚きもし、恐ろしささえ感じました。

 しかし、その直後に賛成討論に立った日本共産党の関口小夜子議員が、我孫子市民の中に、従軍慰安所の「生き証人」がいることを示し、「歴史を学ばないものは、歴史の過ちを繰り返す」と格調高く指弾しました。そして、16対11と賛成多数で可決されたことは、我孫子市議会の良識にホッとしました。翌日(3月24日付)の朝日新聞に「慰安婦問題の教科書記述=市議会、意見書可決」と報じられました。

 

井上ひさしさん

 心よりご冥福を

お祈り申し上げます。

 4月9日、折りしも九の日、全国に広まった『九条の会』の9人の発起人の一人の井上ひさしさんがお亡くなりになりました。

 井上さんの遺志を引き継ぎ、憲法9条を守り抜き、世界中の人々が平和に暮らせる日が来るよう、武器ではなく話し合いで解決できる日がくるよう、みんなで手を取り合い、声を上げていこうではありませんか!。

ご冥福をお祈りいたします。

 

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